
釣りに行く時はどんな服装がベスト?
夏は、暑いから短パン・TシャツでOK?
冬は沢山着こんで行けば大丈夫?
初めて釣りに行くときって、何を着ていったらいいのか悩みますよね。
そこで!
釣り歴20年以上の私が、おすすめの服装を紹介して解決します!
基本は動きやすさと安全性がある服装を!
釣りのイメージ=「じーっとしてひたすら待つ」
こんなイメージはありませんか?
しかし、釣りは意外に動き回ったり、立ったり、座ったりを繰り返す事が多いです。
特に、岸から釣りをする場合では、釣れる場所を点々としたりすると、良い釣果(ちょうか)に恵まれたりしますので、動きやすい服装が基本です。
また、釣りは自然と一体の遊びですので、日焼け・虫刺され・ケガなどからも身を守る必要があるため、安全性も意識して服装を選んで下さい。
また、釣り場や釣りの種類によっては結構汚れますので、それを前提として選びましょう。
基本の服装は?
岸釣りへ行く時の基本的な服装は、以下を参考にして下さい。
上から順に、
①帽子(冬はニットキャップなど)
②サングラス(夏は必須・冬はお好みで)
③長袖シャツorTシャツなど(季節により調節)
④寒い時期などは、上に着る物(フリースなど)
⑤冬は防寒着
⑥パンツやレギンスなど
⑦長靴orスニーカーorクロックスなど
この格好が基本的な服装になります。
季節別おすすめの服装
釣りは自然の中で遊びますので、気温の変化が激しいです。
釣り場の環境に合わせ、暑くなってきたら一枚脱ぐ、寒くなってきたら羽織るなど、現場でこまめに調節できるように、重ね着がしやすいような服装がおすすめです!
春・秋の服装
春の前半は、街中では暖かくなり始める時期ですが、海や川はまだ風が冷たく寒い時期です。
インナーやその上に着るものなどは暖かいものを選び、日中暖かくなってきたら脱げるようにこまめに調節しましょう。
そして、このような時期に重宝するのが、レインウェア!
素材がウィンドブレーカーと同じなので、 ある程度の風を遮ることができます。
一着持っておけば、雨の日以外でも活躍の出番は多い!
雨の日じゃないのに着ていておかしくはない…?
全然OKです。
釣り人は軽い防寒着として併用している人が多くいます。
また、勿論雨を弾く素材なので、軽い汚れは拭くだけでOK。
釣りから帰ってきて疲れている後も、洗う必要がないので、アフターメンテが楽です。
選ぶ際は、風の影響を受けにくい、上下が分かれているタイプがおすすめです!
秋は年にもよりますが、9月下旬頃から、朝や夕方以降は肌寒くなってくると思います。
春先のようにこまめに調節できる服装を。
秋も、強く冷え込む前ぐらいまではレインウェアが軽い防寒に使えます。
履物ですが、この時期はまだ水も冷たくなっていますので、サンダルやクロックスはあまりおすすめできません。
堤防や釣り公園などでしたらスニーカーで大丈夫です。
雨予報で長時間釣りをする予定の時などは、長靴を履いて行った方が安心です。
春・秋は朝・夕の冷え込みと日中の暖かい気温差を重ね着などで、調節できるようにすると快適です。
夏の服装
夏の釣りは、暑さと日焼けとの戦いです。
T シャツと短パンの軽装は、暑さ対策の面では快適です。
しかし、日焼けや虫刺されを考えると肌の露出はあまり好ましくはありません。
私は、日焼けを気にせず日中に短パン・Tシャツで1日中釣りをしていて、重度の日焼けを負い、入院一歩手前の悲惨な経験があります。
適度な日焼けはいいものですが、必ず対策をして下さい。
また、釣り場を転々と移動しながら釣りをする場合(ランガンスタイル)は、虫刺されや怪我の防止などから長袖シャツにパンツまたはレギンスがおすすめ。
今、流行しているランニングウェアや夏登山の格好が釣りにもおすすめです!
薄い素材で吸汗速乾性の物がおすすめ
長袖であれば、釣り女子大敵の日焼けの対策で、手足に日焼け止めを塗る手間も省けると思うのでおすすめです。
写真の夏用長袖シャツは、UPF50紫外線カットの女子に嬉しい機能付き。
吸汗速乾性の素材は夏でも快適、動きやすい、日焼け対策、害虫ブロックで夏の釣りの服装として最適です。
この時期の履物ですが、足場の良い場所ですとサンダルやクロックスが快適です。
しかし、足場の悪い場所や釣り場まで少し歩く場合は、サンダルやクロックスでは足が痛くなったり、けがをする可能性があります。
そのような場所では、スニーカーやフィッシングサンダルなどがおすすめです。
かかともしっかりしていて歩きやすいですよ!
冬の服装
この時期の釣りは、寒さとの戦いですが、冬に美味しくなる魚もいますので、完全防寒で狙いに行きましょう。
風が強く吹く時は、陸地の倍以上寒い時もあります。
私は、上4枚、下2枚を重ね着して、気温に合わせ調節します。
インナーには上下共に発熱素材で保温性能がある物を選び、その上に着る服もフリースなどの保温性の高いものを着ましょう。
薄手の物で、保温性の高い物が着膨れせずおすすめです。
アウターには、ダウンや防寒ジャケットなど保温と防風性のある物を選びましょう。
釣り専用のアウター
写真のアウターは、中が起毛素材で暖かく、上下共中間に保温素材が入っています。
袖は、リブになっており、風が入り難い構造です。
適度に軽く、暖かい、防水性も有で、やはり専用の物は機能性抜群!
更に私は、この防寒着とインナーとの間に、上はライトダウン、下は中綿入りのパンツを重ね着します。
防寒着の中に重ね着できるライトダウン
薄手、軽量、動きやすい、ゴワゴワしない、そして暖かいので、冬の釣りに大変重宝しています。
暑くなった時も薄く、軽量なので、脱ぎやすく調節がしやすいです。
更に、ネックウォーマー装着や靴下も厚手のものを選び、グローブも必須です。
ホッカイロなども活用し、完全防備で出掛けましょう。
この時期の履物は慎重に選ぶ必要があります。
スニーカーの中に水が入ったりすると、足から冷えてきますので、長靴または釣り用の軽量のブーツなどがおすすめです。
水に濡れてもしみてこない対策と、足元も暖かくして行きましょう。
靴下に貼るホッカイロはおすすめです!
まとめ
いかがでしょうか?
釣りへ行く時の服装は、その時の状況に合わせてこまめに調節できるような物を選びましょう。
動きやすい服装がおすすめですが、スカートなどは好ましくありません。
快適性のみを優先しすぎると、日焼けや、着膨れして動きにくいといった余計な疲労感がでます。
重ね着や薄手で高効率の物を選び、動きやすい、快適、安全な釣りを楽しみましょう!