ルアー釣り初心者必見!手軽に始められるジャンルと基礎を解説

この記事を読んだらわかること

・海でのルアー釣りを始めるための知識

・おすすめの釣り方

・必要な釣り道具

 

今度、ルアー釣りをやってみようと思っている人で、このような疑問はありませんか?

 

どんな場所で釣れるの?

 

ルアーでどんな魚が釣れるの?

 

必要な道具は?

 

など、最初はわからないことが多いのではないでしょうか。

 

そこで!

 

今回は、釣り歴20年以上の私が、ルアー釣りを始めるにあたっての基礎を解説します!

色々なルアー

 

ルアー釣りの魅力

 

ルアーとは、鉛やプラスチックなどで、魚やエビなど実物そっくりに作られている疑似餌です。

 

これらを使った釣り全般をルアーフィッシングといいます。

 

この釣りの楽しさは、手軽さとゲーム性!

 

餌釣りでは、釣り具屋さんなどで、ターゲットに合わせた餌や仕掛けを準備する必要があります。

 

一方、ルアーでは、竿(ロッド)・リール(糸)・ルアーがあれば、1年中釣りが可能です。

 

また、疑似餌をあたかも本物の餌かのように動かして釣るので、釣れたではなく、釣ったという感覚のゲーム性が魅力!

 

この手軽さとドキドキ感が最高に面白い要素です。

 

特に、海釣りでのルアーフィッシングは対象魚が豊富で、食べても美味しい魚がヒットするので特におすすめ!

楽しめる場所は?

 

ルアーフィッシングでは、色々な場所から狙うことができ、船、磯、堤防(漁港)、砂浜、河口、などで楽しむことができます。

 

この様な場所で楽しめますが、初心者の人が入門する時は、堤防からスタートがおすすめ。

 

なぜなら、アクセスがしやすく、比較的釣りがやりやすい環境にあって、エントリーがしやすいといえます。

 

基本は利用料もかからず、色々な魚種が狙えるので、入門にはピッタリでしょう。

 

※駐車料金や清掃協力金等が必要な所があります。

堤防

 

写真の場所のような、海に突き出た堤防からルアーを投げてターゲットを狙います。

 

特に、外海に面した堤防は1級ポイントで、様々な魚がターゲット!

おすすめの釣り方は?

 

ここからは、堤防からエントリーしやすい、ルアーフィッシングを紹介します。

 

ショアジギング

 

この釣り方は、ショア(陸)からメタルジグという、鉛で小魚を模して作られたルアーを、なるべく遠くに投げて(キャスト)釣ります。

メタルジグ

 

このメタルジグを、弱った小魚が泳いでいるイメージをして動かし、主に肉食魚を誘って、バイト(針掛かり)させます!

 

陸からこんな大物が釣れる超エキサイティングな釣りです!

ジグで釣れたハマチ

おすすめのタックル(釣り具)

 

このショアジギングの中で、初心者でも入門しやすいジャンルが、20~40gのジグを使用するライトショアジギングとよばれる釣り方です。

 

この釣りでは、メタルジグをなるべく遠くに投げて釣る必要があります。

 

ジグは、重さや大きさの種類が多くあり、それらを投げるためのやや強めのロッドとリールが必要です。

ショアジギングの釣り具

 

ロッドの長さは、あまり長いと最初は扱い難いので、8~9フィート代が◎。(1フィート約30㎝)

 

各メーカーからLSJ(Light Shore jiging)と書いてある、専用のロッドがでていますので、そちらの使用がおすすめ。

 

リールは、スピニングリールの3500番~推奨。

 

使用するラインですが、細くて強いPEラインを使用します。

PEライン

 

PEラインを使用する場合は、先端にショックリーダーという、フロロカーボンの糸を結んで、PEラインの弱点を補います。

 

糸の太さは、ジグの重さや対象魚などに合わせましょう。

 

使用するジグが20g~40gぐらいですと、PEラインは1~1.5号。

 

1号の場合、リーダーは20lb前後(5号)

 

1.5号の場合は、30lb前後(8号)

ショアジギングの仕掛け

 

釣り方

 

ジグをなるべく遠くに投げます(キャスト)

 

この時にロッドの先端のギリギリまで巻いてキャストしないようにしましょう。

 

ロッドを破損する可能性が高くなり、飛距離を出すのも難しくなります。

 

垂らしをロッドの約半分ぐらいにしてキャストすると、投げやすくなりますよ。

 

キャストする時は、周りに人がいないかなどの安全も確認してくださいね。

 

着水したら、ジグを海底まで沈めます。

 

沈んでいる時は、糸がスプールから出ていくので、指で軽く押さえて、整流させながら沈めてあげて下さい。

 

(サミングという)

 

糸が止まったら着底の合図。

 

ロッドとリールを操作しながら、ジグをアクション!

 

基本系はワンピッチジャークといって、ロッドを後に引いている間にハンドルを1回転させます。

 

その後、前に戻す。これをリズミカルに!

 

それを繰り返していると、ロッドにガツン!と一気に重みがかかった時が捕食した時です。

 

ロッドを後にやや強めに引いて合わせをいれます。

 

見事針掛かりしたら、魚の引きに負けないようにリールを巻いて、引き寄せてきましょう!

 

ショアジギングでかかる魚の引きは強烈ですよ~

 

エギング

 

お次は、エギングという釣り方。

エギ

エギという魚やエビそっくりに作られたルアーを使って、イカを狙って釣るスタイル!

 

主に、この釣りのターゲットとなるのは、アオリイカと呼ばれる、イカの中の王様!

釣れたアオリイカ

 

王様と呼ばれる理由は、どんな料理で食べても最高に美味しく、特に刺身は絶品。

 

更には、釣って楽しい要素も多いことから、超大人気のターゲット!

 

おすすめのタックル

 

人気の釣りだけあって、釣り具メーカーから専用のロッドが多く発売されています。

 

扱いやすさを考えるとやはり専用の物がおすすめ。

 

リールは、スピニングリール2500番~3000番。

 

ロッドは、エギングロッドの8フィート代で、調子はM~MLクラスが最初は扱いやすいと思います。

 

ラインはPEラインの0.6~0.8号を使用し、リーダーは2~2.5号。

 

先端に、エギをスナップを使って接続。

 

エギには沢山の種類があり、その日によく釣れる色や大きさが異なります。

 

購入する際に、釣り具屋のスタッフさんに、釣りに行く場所でよく釣れているエギを聞いていきましょう。

エギングの仕掛け

 

一つ注意点なのですが、エギングにはティップランエギングという釣り方もあります。

 

この釣り方は、ボートからアオリイカを狙うので、陸からのエギングとは釣り方や、道具が異なりますので、購入する際は注意をしてください。

 

この記事では、陸からのエギングを解説しています。

 

釣り方

 

ショアジギング同様、垂らしを長めにしてエギをキャスト。

 

着水したら、エギを海底まで沈めます。

 

着底後、ロッドとリールでエギをアクションさせ、イカにアピール。

 

ロッドを上に2回シャクってエギを跳ねさせ、その後ゆっくり着底させます。

 

反応が無ければ、次はリールを巻きながらロッドを前後に動かすと、エギが左右に鋭く移動(ダート)します。

 

いずれも、イカはアクション後にエギがゆっくり沈む時にヒット率が高いですよ。

 

動画にて詳しく

 

ルアーフィッシングでの、一連の動きを動画撮影しました。

 

キャストからアクションまでを参考にして下さい。

 

まとめ

 

いかがでしたか?

 

これからルアーフィッシングを始めてみたいという人向けに、基礎をお伝えしてきました。

 

最初は、キャストするのも難しく感じるかもしれませんが、何回もやるとコツが掴めてきますよ。

 

色々試行錯誤しながら釣った魚はより感動も大きい!

 

そして、釣った魚は美味しくいただきましょう。

 

ショアジギングでは、脂がのった青物(ハマチなど)、根魚。

 

エギングでは、アオリイカ。

 

このあたりが、私おすすめの釣って楽しく、食べて美味しい一押しターゲットです!

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